『デトロイト ビカム ヒューマン』が全世界1000万本を達成

ゲーム制作スタジオのQuantic Dreamは10月8日、サイバーパンクアドベンチャーゲーム『デトロイト ビカム ヒューマン』の販売本数が1000万本を達成したと発表した。

We are so proud to announce that the Detroit: Become Human community keeps growing every day.

We are now 10 MILLION 

Thank you all for your love and your loyalty pic.twitter.com/oEJ4hk8FJ9

— Quantic Dream (@Quantic_Dream) October 7, 2024

『デトロイト ビカム ヒューマン』は、人間そっくりのアンドロイドが実用化された2038年のアメリカ・デトロイトが舞台のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは3人のアンドロイドの主人公を操作し、アンドロイドと人間の関係性の変化を目撃しながら、双方の未来を巡る物語を体験していく。

『デトロイト ビカム ヒューマン』が全世界1000万本を達成

(画像はSteamストアページより)

このゲームはプレイヤーの行動によって変化する多数のストーリー分岐が特徴で、プレイヤーがの取った選択肢やアクションの成否のひとつひとつがエンディングや各キャラクターの生死へと繋がっていく。物語はフローチャート形式で確認することもでき、他のプレイヤーが分岐したルートの割合なども見ることが可能だ。

『デトロイト ビカム ヒューマン』が全世界1000万本を達成

(画像は「Detroit: Become Human – An Interactive Drama」より)

『デトロイト ビカム ヒューマン』には立場の違う3人の主人公が登場し、全員が同じ時系列の上で行動する。警察の捜査をサポートする「コナー」、一般家庭で家事を行う「カーラ」、画家の介護を行う「マーカス」はそれぞれ独立して行動するため、物語の途中で誰かが命を落としたとしても、ゲームのストーリーは続いていく。また、時には彼らの道が交差し、特定の主人公で取った行動が別の主人公に影響を及ぼすこともある。

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『デトロイト ビカム ヒューマン』が全世界1000万本を達成『デトロイト ビカム ヒューマン』が全世界1000万本を達成

(画像はSteamストアページより)

本作は「人間と同じ見た目をしたアンドロイド」を機械として扱うことに関する、倫理的なジレンマと人々の、そしてアンドロイド自身の葛藤を描いており、その重厚なストーリーが多大な支持を得ている作品だ。Steamストアでは10万件以上のレビューを通じて「圧倒的に好評」のステータスを獲得しており、2019年には日本ゲーム大賞の年間作品部門で優秀賞を獲得している。

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(画像はSteamストアページより)

THE END