オープンワールド釣りゲーム『Call of the Wild: The Angler』、「北海道」舞台の新DLC発表。イトウやサワガニを捕りつつ、地元民と交流する新ストーリーも盛り込み

Expansive Worldsは10月8日、オープンワールド釣りゲーム『Call of the Wild: The Angler』の新たなDLC「Japan Fishing Reserve」を発表した。新DLCでは、北海道が舞台になるという。

『Call of the Wild: The Angler』は、広大な自然の中で釣りを楽しむ、オープンワールド型フィッシングゲームだ。広大な自然の中で、プレイヤーは釣りに挑むことになる。釣りを繰り返していくことで経験値とクレジットを獲得。タックルを強化し、さらなる大物へと挑戦していくのだ。本編のアメリカ合衆国のゴールデンリッジ保護区のほか、DLCとしてノルウェー、スペイン、南アフリカが追加されてきた。

そして今回発表されたDLC「Japan Fishing Reserve」では、北海道のカムイベツ国立公園という架空の保護区が新たな釣り場として登場する。緩い勾配によって静かに流れる河川や、水際まで生い茂る木々といった北海道ならではの地形が見事に再現されていることがトレイラーから確認できる。本DLCの季節は秋に設定されており、山々に囲まれた美しい紅葉のなかで釣りを楽しむことが可能となっている。

鯉、二ホンナマズ、カムルチーなどのこの保護区でしか見つからない魚が多いことも特徴で、追加される魚の種類は今までのDLCの中でも最大の19種となる。イトウや白鮭など北海道らしい魚のほか、魚と比べてかなりレアな存在ではあるものの、サワガニが見つかることもあるようだ。

また本DLCは他DLCと比べ、ストーリーにも重点を置いて開発されているようだ。カムイベツの歴史を学び、地元の人たちと協力する新たなストーリーミッションが追加される。

このほか拠点となるであろう郵便局らしき建物のマスコットからは絶妙な日本らしさがうかがえる。またアメマスの背中の上に世界が存在するというアイヌの伝承がナレーションで紹介されていたりと、釣りに直接かかわらない文化もしっかりと意識されているようだ。釣りだけでなく、どのようなストーリーが繰り広げられるのかにも注目したい。

『Call of the Wild: The Angler』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。新DLC「Japan Fishing Reserve」は近日登場予定となっている。

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